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髪の紫外線対策

髪の紫外線対策について少し長いですがお付き合い下さいませ。

1.髪の日焼けサイン、手触りが悪くなる
 
 髪表面のキューティクルにはMEAという天然の油分のようなものが存在しています。これにより、なめらかな手触りを実現したり髪の毛どうしのもつれを防いでくれています。
しかしこのMEA、紫外線にとっても弱い存在なんです!
髪に紫外線を受けると、髪表面のMEAは次第に減っていき、いずれはキシキシ感や引っかかりといった手触りの悪さが目立つ残念ヘアになってしまうことに…!
しかもこちらのMEA、一度失われたら戻りません! 新しく髪が生えかわるまで、指通りの悪い髪で過ごすことになってしまいます。

2.髪の日焼けサイン、パサつき・ごわつき
 
 MEAが失われてしまった髪は髪表面のキューティクルが傷つき剥がれ、パサつきやごわつきといったダメージの目立つ髪となってしまします。さらに剥がれたキューティクルから 髪内部の水分・成分が流出します。
日焼け対策を怠ると秋にはごわつきの目立つ ツヤの無いパサパサ髪になる危険性が高くなります。

3.髪の日焼けサイン、ヘアカラーの色あせ

 紫外線は、髪の色味を決める「メラニン色素」を分解してしまうため赤茶けた髪へと変色させかねません! さらにヘアカラーをしている髪の場合 染めていない髪よりメラニン色素が少ない状況ですので、色落ちや色あせが進む可能性も!

4.頭皮への紫外線=老け見えの要因!

 お肌と同じく頭皮も皮膚ですので当然日焼けします! 肌が日焼けしたときと同じく、乾燥やシワの要因となるため、頭皮と皮膚がつながっている顔にまで たるみなどの影響をおよぼすことに!
さらに! 日焼けにより硬くなった頭皮はゆくゆくは抜け毛や薄毛、白髪の目立つ老け髪になってしまうことも!

5.髪と頭皮の紫外線対策

 頭皮に紫外線を浴びないためには帽子や日傘などで日光を遮ることが重要となってます。 髪の日焼けには、お肌と同様に日焼け止めスプレーなどのUV対策をしっかり行うことがポイントです♪
 海やプールといった夏に楽しいレジャーの場合、濡れた髪に太陽光が当たるだけで髪の日焼けリスクが急上昇! これは水分を多く含んだ髪は元来傷みやすく、また紫外線によるメラニン色素の分解も水気があることで進みやすいためです。
髪は出来るだけ濡らさないようアップスタイルのヘアアレンジで、髪を水濡れから守りましょう☆